カンボジアで注意したい詐欺4選!実体験を元に詐欺対策も紹介!

日本はカンボジアへのインフラ支援などを積極的に行っていることもあり、僕たちが思っている以上に日本とカンボジアの繋がりは深いと感じています。

これからカンボジアへ行きたいと思っている方も多いかもしれませんが、現地では日本人観光客を狙った詐欺も多く報告されています。

僕自身の体験談とともに、今回はカンボジアで注意したい4つの詐欺についてまとめてみました。

自分が被害に遭わないためにも詐欺の特徴を把握し、渡航前に対策をきちんとしておきましょう!

カンボジアで注意したい4つの詐欺

  • eビザ申請詐欺
  • トゥクトゥク、バイタクシー前払い詐欺
  • 銀行振り込め詐欺
  • いかさま賭博詐欺

カンボジアで注意しておきたい詐欺は上で挙げた4つ。その中でも特に被害報告の多い詐欺が、いかさま賭博詐欺についてです。

いかさま賭博詐欺に関しては、外務省公式ホームページや旅行ガイドブックにも要注意と掲載されているため、最も気をつけるべき詐欺だと思います。

ここからは、各詐欺の特徴と対策を1つ1つ解説していきます。

eビザ申請詐欺

カンボジアでは入国の際にビザ取得が義務づけられており、ビザの取得方法は以下の5つほどあります。

  • 空港や国境でのアライバルビザの取得
  • 日本国内の大使館・領事館でのビザ取得
  • eビザの取得
  • 周辺諸国でビザの取得
  • 旅行会社にビザの取得を代行

この中でもeビザ取得に関しての被害が多く報告されています。

eビザ公式サイトとは別の偽サイトが結構存在しているらしく、偽サイトでeビザを取得すると通常の何倍もの料金を請求されるというものらしいです。

ただ、偽サイトのほとんどは料金をぼったくるだけでeビザの取得はきちんと行ってくれるところが多いそう。とはいえ、申請の際には偽サイトに十分注意し、eビザ取得は必ずeビザ公式サイトから申請するようにしましょう!

ちなみに、詐欺ではないようですがスマートフォン用のeビザ公式アプリはトラブルも多いため、利用は控えた方がいいみたいです。

詐欺対策
eビザ申請の際にはeビザ公式サイトを利用する。eビザ公式サイトは1つしかなく、それ以外は全て偽サイトなので注意してください。

トゥクトゥク・バイタクシー前払い詐欺

カンボジアではトゥクトゥク・バイタクシー・タクシーを移動手段として利用する方も多いと思いますが、1度利用するとドライバーから「滞在中この車をチャーターしないか?」や「翌日も目的地まで乗せるよ!」などと提案されることが多々あります。

その際に「前払金としていくらか欲しい」と言われることがたまにありますが、「支払いは当日の利用後に支払う」と伝え、絶対に前払い金を渡さないようにしてください。

ちなみに、僕も初めてカンボジアに行った時に同じようなことを体験しています。

その時の被害額は約15$と少額で済みましたが、ドライバーとはいろいろ話して仲良くなっていたので普通に悲しかったですね。前金で15$払い当日残りの5$支払う約束で半日チャーターをお願いしていましたが、お金にならないと思って前払金だけもらって来なかったのでしょう。

もちろん、きちんと約束を守って来てくれる方もいると思います。

ただ、前払金を先に渡していた場合はその後音信不通となることがほとんどだと思います。ドライバーは探せば沢山いるので、わざわざ前払金を支払って悲しい思いをしないように気をつけてください。

詐欺対策

前払い金を要求された場合には「当日の利用後に支払う」ときちんと伝えること。この人は悪そうじゃないから翌日も必ず来てくれると信じ、前払い金を支払わないようにしてください。

銀行振り込め詐欺

振り込め詐欺の被害者は、カンボジア在住者に多いようです。日本橋夢屋さんに掲載されていた手口の1つを紹介します。

カンボジア国内で○○(日系人の氏名)という某国人が死亡した。同人はカンボジアで会社をもっている。あなたは○○と同じ名前(姓)なので、合法的に会社(又は売却したお金)を譲渡することができる。ついては、その手続きに係る費用をカンボジアの銀行に振り込んで欲しい。

引用元:日本橋夢屋

このように日本の振り込め詐欺と同じく、金銭を銀行に振り込むことを要求してくるそうです。

観光客で振り込め詐欺の被害に遭うことはあまりないとは思いますが、万が一こういった話を持ち掛けられた際には十分注意しましょう。

いかさま賭博詐欺

いかさま賭博詐欺は東南アジアで多発している詐欺らしく、外務省公式ホームページや旅行ガイドブックでは十分注意するようにと書かれていますし、被害に遭った方の実体験記事も多く目にします。

どのような詐欺か簡単に説明すると、勝てるわけのないポーカーに誘い最終的には身につけている高価な物やお金をすべてを巻き上げるというもの。

外務省公式ホームページには、いかさま賭博詐欺について以下のように掲載されています。

【犯行手口】
東南アジア系男女(カンボジア人以外を名乗るケースが多い)が,親しげに声をかけてくる。
※ 声をかけてくることが多い場所:リバーサイド,王宮,ワットプノン,市場,大型ショッピングモールなど観光客が多く訪れる場所
※ 声をかけてくるパターン
・「旅行ですか?どこから来ましたか?」
・「日本人ですか?」
・「家族が日本に行きます」
・「日本について教えてください」など

自宅(実際は犯人グループのアジト)で一緒に食事をしようなどと誘う。

アジトの場所を把握されないように,裏通り等を複雑に移動し,アジトに向かう。
※ アジトは,アパートや2~3階建て家屋の一室であることが多く,いずれも生活感はあまりない。

アジトにおいて,食事や簡単な談笑後,カードゲームに誘われる。「簡単に勝てる方法を教える」と言い,いかさまの方法を伝える。
※ この時点では,断ろうとしても犯人グループが承服せず,強引にカードゲームに参加させられます。

いかさま賭博の負け役(カンボジア人以外を名乗ることが多い)が現れ,カードゲームが始まる。最初はいかさまで勝ち続けるが,負け役が最終ゲームと言って多額の現金を出し「現金を見せないと信じられない」などと言い,現金の準備を要求する。

最初に声をかけてきた犯人は「必ず勝てるから現金を準備しよう」と言い,所持金,携帯電話等を全て担保として出させ,不足分の金を作る必要があると言い,ATMでキャッシングするように言う。

キャッシングできない場合,宝石を買うことで現金を作れると言い,バイクやトゥクトゥクで宝石店に向かい,クレジットカードで高額な宝石を買わせる。その後,換金するとしてホテルやカフェなどで待つように指示し,その間に逃走する。

【注意事項】
アジトを探してお金を取り戻そうとすることは危険です。犯人グループと鉢合わせてしまった場合,犯行の発覚を恐れた犯人がどのような態度に出るかわかりませんので,アジトを探したり,戻ったりすることは絶対にしないよう,自分の身の安全を第一に考えて行動してください。
引用元:外務省海外安全ホームページ

詐欺の被害に遭わないためには、親しげに声をかけられ仲良くなったとしても出会ったばかりの人にはついていかないことです。

被害に遭った方の中にはポーカーで勝ったという人もいるようですが、最初から仕組まれたものなのでほとんど勝ち目はありません。手持ち金がなくなるとクレジットカードのキャッシングで現金を用意させたり、身につけている高級品を担保とされたりと、1度参加してしまうと取り返しのつかないことになります。

自分は被害に遭わないから大丈夫と思うのではなく、きちんと犯行手口などを把握し、事前に対策しておくことが大切です。

詐欺対策

親しげに声をかけられ仲良くなったとしても絶対についていかないこと!犯行手口はほとんど同じなので、事前に外務省公式ホームページで公開されている犯行手口などを読んでおきましょう。

[実体験]いかさま賭博詐欺に引っ掛かりそうになる

初めてカンボジアを訪れた時に、この詐欺の被害に遭う寸前までいったことがあります。

相手の自宅に行く前に逃げたので金銭的な被害はありませんでしたが、犯行手口は外務省公式ホームページに掲載されていた内容と全く同じでした。

その時の状況を詳しく書いていきたいと思います。

突然声をかけてきた謎のおばさん

イオンモール内を一通り見終わったので、食料品売り場で必要な物を買って宿泊するホテルに向かおうと出口に向かっていると……。

「あなたマレーシア人?」

突然おばさんに英語で呼び止められ聞かれました。年齢は50代前半で身長は150cmほどの小太りなおばさんでした。

ほんとに突然だったので少し驚きながらも、自分はマレーシア人ではないしなんか怪しかったので、「違います」と一言だけ伝えその場を離れました。

「ねぇ!!」

ななめ後ろからそう言い放ったのは先ほどのおばさん。

なぜか僕の後を付いてきていました。

「じゃあ、あなた中国人なの?韓国人なの?」と、どんどん質問してきます。

いま思えばこの時無視すれば良かったのですが、あまりにもしつこかったので「自分は日本人だ」と言ってしまいました。

すると、「えっ!あなた日本人なの!」と言い急に握手を求めてきました。どうやら日本が好きで日本語を勉強中なのだそう。自分が日本語を勉強しているタイミングで日本人に会えたのが嬉しくて、つい握手をしたくなってしまったのだとか。

好きな日本のドラマやアニメ、俳優の話、自分の家族の話をカタコトではあるが所々に日本語を入れながら話してきます。

特に日本の某俳優さんが好きらしく、この人が出ている映画やドラマはほぼ見たと具体的な映画名やドラマ名まで話してくれました。

家族の話をしているとおばさんが家族の写真を見せてきて、「自分の息子と娘も日本語を勉強中だから、もし時間があるなら一緒にご飯でも食べながら息子と娘に日本語を教えてあげてくれない?」と聞いてきたのです。

「いやいや。展開早いしめっちゃ怪しいな……」

内心そんなことを思いながらも、この日は朝食・昼食べておらずお腹が空いていたのと、1人で夕食を食べるのはなんだか寂しかったので「モール内の飲食店で食べるならいいよ」と返事をしました。

このとき「私の自宅で食べよう!」とか言われていたら断っていたと思いますが、モール内には日本人利用客もちらほらいたし警備員もいました。なにかあった際にはすぐに助けを呼べる環境ではあったので、一緒に食べることにしたのです。

息子さんと娘さんが来るまで少し時間がかかると言われたので、1時間後に待ち合わせの約束をし解散しました。

待ち合わせ場所に来たのはおばさん1人だった

1時間後、約束の場所で待っているとおばさんが現れました。しかし、なぜかそこに家族の姿はなくおばさん1人しかいません。

おばさんは、僕に近づくと申し訳なさそうにこう言いました。

おばさん:「ごめんなさい。家族がこっちに向かえなくなっちゃって……」

おばさん:「私の娘に電話するから話してもらえない?」

僕:「えっ?なんで来られなくなったの?」

おばさん「とにかく電話するから娘と話してみて」

なぜ来られなくなったのか話してくれず、とにかく娘と電話で話しての一点張り。無理やり携帯を渡され娘さんと話すことになりました。

娘:「もしもし?」

僕:「もしもし。こんばんは」

娘:「そっちに行けなくてごめんなさい」

娘:「お爺ちゃんが急に熱を出し看病しなくちゃいけなくてそっちに向かえないの。だから、私たちの自宅で一緒にご飯を食べましょう」

いやいや。たった1時間で急に熱なんか出るもん?(笑)

内心そんなことを思っていました。

僕:「そうなんだ。でも、僕は君の家には行かないよ」

娘:「どうして?日本語を教えてくれるんじゃないの?」

僕:「モール内で一緒にご飯を食べるからOKしたけれど、違うなら一緒には食べないよ」

娘:「兄もあなたに会えるのを楽しみにしてるのよ?」

僕:「そうかもしれない。だけど僕は君たちの家には行かない」

そんなやり取りを何回か繰り返していると、娘さんがお母さんに代わってと言うので携帯をおばさんに渡しました。1分くらい娘さんと話すとおばさんは電話を切り、

おばさん:「いま息子をこっちに向かわせてるから一緒に自宅に行きましょう」

あー。そういう展開ね。これは逃げないとやばい。

隣で行われていた販売イベントに助けられる

この機会を逃せば無理やり家に連れていかれるだろうし、もしかしたら息子はめちゃくちゃマッチョで怖い形相かもしれない。

そんな恐怖の展開を考えると、なんとしても息子が来る前に逃げたいと思った。

僕:「どうして家に行く必要がある?息子と娘が来れないのならあなたと2人でここで食事をすればいい」

おばさん:「あなたを家族に紹介したい」

おばさん:「30分ほどで息子が迎えに来るからそれまで待とう」

僕:「家に行くなら僕は帰るよ」

そう言って帰ろうとするが、

…..(゜.゜)

逃がさないために、僕のバックの紐をつかんでいました。

どうしよ(゜.゜)

どうにか逃げる方法はないのか考えていると、待ち合わせ場所のすぐ隣でなにかの販売イベントが始まり、その場所に続々と人が集まりだしてきていました。

息子が到着したのかおばさんの携帯に電話がかかってきましたが、周りがガヤガヤしてうるさかったためか掴んでいたかばんの紐を離して僕から少し離れていきました。

チャンスだ!!!!(笑)

とにかく全力で走りましたよ。めちゃくちゃ全力で。なんとかトゥクトゥク拾ってホテルに向かえましたがほんとに焦りました。

ホテルに帰ってあれはなんだったのか色々調べてみると、どうやら今回のできごとはカンボジアで流行っているいかさま賭博詐欺の手口に激似なことに気がつきました。

カンボジアで多い詐欺というのは事前に知っていたのですが、手口まではきちんと調べていなかったのが引っ掛かりそうになった原因ですね。

いま思えば、何枚か見せてもらった家族写真にもおばさんの姿は一切なかったり、思い出に2人で写真を撮ろうとすると頑なに写真は嫌いと拒否されたりと最初から怪しさ満点の出会いでしたが、お金も取られていないことですしこれもいい経験とします(笑)

まとめ

  • eビザ申請詐欺
  • トゥクトゥク、バイタクシー前払い詐欺
  • 銀行振り込め詐欺
  • いかさま賭博詐欺

最後にもう1度、カンボジアで注意したい詐欺について上にまとめました。旅行前にしっかり確認しておきましょう!

日本でも詐欺は私たちの身近に潜んでいますが、海外でもさまざまな詐欺があることから、どの国に行っても悪い人たちはいるということです。その国でどんな詐欺が行われているのかだけを確認して、犯行手口を確認しないでいると知らぬ間に自分が詐欺にはめられているということが起きてしまいます。

全ての人が悪い人だとは思いませんが、こういう悪い人たちも存在するということを頭の中に入れておくだけで詐欺に遭うリスクはかなり減らすことができるはずです。

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