沖縄の世界遺産である「首里城」のおすすめポイントを紹介!

世界遺産として登録されている、沖縄を代表する人気観光スポットの首里城。

那覇空港からのアクセスも抜群で、レンタカーを借りなくても訪れることが可能です。

この記事では、沖縄の世界遺産である首里城の見どころをお届けします!

首里城の歴史

沖縄は3つの王国(北山王国・中山王国・南山王国)に分かれていましたが、1429年尚巴志によって三山が統一され琉球王国(沖縄周辺の島々も含める)が成立。

琉球王国は、成立から崩壊まで約400年以上存在していました。

みなさんも歴史の授業などで琉球王国や尚巴志という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、琉球王国と共に歴史を歩んできたのが首里城なんです。

首里城が創建されたのは14世紀末頃。

1453年「志魯・布里の乱」によって首里城が全焼し再建されますが、1660年に再び焼失し再建したはいいものの1709年にまた焼失します。再度再建されたわけですが、1945年の沖縄戦により首里城は焼失。

1992年に沖縄の本土復帰20周年を記念し、正殿をはじめ一部が国営公園として復元されました。しかし、2019年10月31日に起きた火災によって正殿含む周りの建築物は、ほとんど全焼してしまいました。この火災によって、収蔵していた文化財1510点のうち401点を焼失してしまったそうです。

首里城の場所

那覇空港から車で20分程、ゆいレール首里駅からは徒歩約15分の場所にあり、周辺にはダブルツリーbyヒルトン那覇首里城や沖縄県立芸術大学、瑞泉酒造などがあります。

那覇市内からは少し離れているため、首里城以外には観光スポット的な場所は特になかったように感じます。

敷地が広すぎる首里城公園

首里城を訪れるまでは、城だけがポツンと建っていると思っていました。しかし、実際に行ってみると首里城公園という広大な公園の中に建っていたんです。

こちらが首里城公園の全体マップ!

なんだか西遊記っぽい雰囲気の全体マップ(笑)

公園内は無料区域と有料区域に分かれており、正殿を見るためには入館券が必要となります。

ゆいレール「首里駅」を利用した場合、首里城公園の入り口で1番近いのはおそらくここ。

ただ、ここから入ると坂上ったり階段下ったりと結構動きます。かなり汗だらだらになるので、ここを通り過ぎて芸術大学方面から首里城に向かうのがおすすめ。

風も全く吹いていなかったので、少し坂上ったり階段下ったりするだけで汗びしょびしょです。

ベンチに座ったら蒸発して消えそうなくらいの暑さだったのでやめました。

自動販売機はいくつか設置されていたのですが、台数が少ないので飲み物は事前に買っておくといいかも。

汗だらだらになりながら歩いていると、久慶門(きゅうけいもん)が見えてきました。歓会門が正門であるのに対し、久慶門は通用門として主に女性が利用していたと言われています。

久慶門は別名「ほこり御門(うじょう)」とも呼ばれ、日常的に人々が出入りしていました。現在では出口専用の門となっています。

二千円札でおなじみの守礼門

こちらは、2千円札の表紙としておなじみの守礼門。

首里城の公式サイトには、守礼門について以下のように書かれています。

「守礼(しゅれい)」とは「礼節を守る」という意味で、門に掲げられている扁額(へんがく)には「守礼之邦(しゅれいのくに)」と書かれている。「琉球は礼節を重んずる国である」という意味である。

首里城は石垣と城門の多い城であるが、中でもデザイン上バランスがとれ、エレガントな雰囲気のある代表的な門がこの「守礼門」である。中国風の牌楼(ぱいろう)という形式で建立されている。

首里城での多数の城門や建築物には「公式の名称」の他に「別名」が付けられている。それらの呼び名から往時の琉球人の詩的な感覚が読みとれる。

守礼門は古くは「首里門(しゅりもん)」ともいわれたが、庶民は愛称として「上の綾門(いいのあやじょう)」と呼んだ。「上の方にある美しい門」という意味である。

1527~55年(第二尚氏4代目尚清王(しょうせいおう)代)にはじめて建立され、1933年(昭和8)に国宝に指定されたが沖縄戦で破壊された。現在の門は1958年(昭和33)に復元されたもので、その後今日まで沖縄を象徴する観光施設として利用されている。2000年の記念紙幣2,000円札の絵柄にもなっている。

引用元:http://oki-park.jp/shurijo/guide/52

首里城正殿へ向かうまでに通る5つの門

首里城の全体マップを見ると、首里城が外郭と内郭の2重に囲まれているのが分かります。

  • 歓会門
  • 久慶門
  • 継世門
  • 木曳門
  • 瑞泉門
  • 漏刻門
  • 右掖門
  • 淑順門
  • 美福門

「歓会門」「久慶門」「継世門」「木曳門」は外郭、「瑞泉門」「漏刻門」「右掖門」「淑順門」「美福門」は内郭です。

これ以外にもいくつか門がありますが、特に正殿に向かう途中で通ることになる5つの門(歓会門・瑞泉門・漏刻門・幸福門・奉神門)はどれも立派です。

門の名前に込められた意味を知ることで、より首里城を楽しむことができるはず!

歓会門

首里城の城郭内に入る第一の正門である「歓会門」。

昔、首里城には中国皇帝の使者である冊封使が招かれていましたが、招かれた人々を歓迎するという意味を込めて「歓会門」と名付けられたそうです。別名「あまえ御門(あまえうじょう)」とも呼ばれているそうで、「あまえ」は琉球の古語で「喜ばしいこと」を意味するんだとか。

門の両側には魔除けのためのシーサーが置かれています。

瑞泉門

歓会門を通った先にあるのが「瑞泉門」。

瑞泉とは「立派な、めでたい泉」という意味で、瑞泉門は別名「ひかわ御門(うじょう)」とも呼ばれているそう。

瑞泉門の両側にも魔除け目的でシーサーが置かれています。

瑞泉門の手前には「龍樋(りゅうひ)」と呼ばれる湧水があり、龍の口から湧水が湧き出していることから「龍樋」と名付けられました。

この湧水は王宮の飲料水として使われており、冊封使が琉球を訪れた時には天使館という宿舎まで毎日ここから水を運んでいたそうです。

漏刻門

こちらは「漏刻門」。漏刻とは中国語で「水時計」という意味を表します。

門の上の櫓(やぐら)に水槽を置き、水が漏れる量で時間を計ったと言われており、測定後に大鐘を鳴らし城内・城外に時刻を知らせていたそうです。

別名「かご居せ御門」とも呼ばれ、当時身分の高い役人はかごに乗って首里城へ来ていたのですが、身分の高い者でも国王に敬意を表しこの場所でかごから下りたことからそう呼ばれているんだとか。

ここまでかごを担いできていた人たちは、めちゃくちゃ大変だったでしょうね(笑)

遅刻門を通った先には、水時計の補助的な役割で使われていた「日影台(にちえいだい)」という日時計が置かれています。

広福門

漏刻門を通った先に見えてくる大きな門は「広福門」です。別名「長御門(ながうじょう)」とも言います。

広福とは「福を行き渡らせる」という意味で、王府時代この建物内には神社仏閣を管理する「寺社座(じしゃざ)」、士族の財産をめぐる争いを調停する「大与座(おおくみざ)」という役所が置かれていました。

現在は券売所として使われており、正殿を見る方は入館券の購入が必要となります。

この門前からの眺めはとてもいいので、写真を撮っている人も多かったです。夜はちょっとした夜景スポットかもしれませんね。

奉神門

正殿前最後の門がこちらの立派な「奉神門」。奉神とは「神をうやまう門」という意味で、首里城正殿のある「御庭(うなー)」へ入る最後の門となっています。別名「君誇御門(きみほこりうじょう)」と呼ばれています。

左側は煙草・薬類・茶などの出納を取り扱う部屋として使われていた「納殿(なでん)」、右側は、儀式などの時に使われていた部屋である「君誇(きみほこり)」。

3つの門(中央・左右)が写真から確認できますが、中央の門は国王や冊封使などの身分の高い人だけが通れる門で、それ以外の役人は左右の門を通っていたんだとか。

奉神門の前には沖縄の表現で「下の庭」を意味する下之御庭(しちゃぬうなー)が広がっており、ステージでは踊りや音楽の演奏が行われています。

奉神門より先のエリアは有料区間となるため、入館券が必要となります。

券売所の中には、コインロッカーも設置されていました。

圧倒的スケールの首里城正殿

奉神門をくぐると目の前に現れたのは首里城正殿!

琉球王国は中国や日本・東南アジアとの盛んな交易により、琉球独自の文化が生まれています。そのため、首里城は中国と日本の文化が混合する琉球独特の城となっているんです。

首里城正殿は琉球王国最大の木造建造物でもあり、「国殿」や「百浦添御殿」と呼ばれていたそうです。

先ほど奉神門の中央は限られた人しか通れないと書きましたが、御庭の中央の道である「浮道(うきみち)」も国王や冊封使などの限られた人だけしか通ることを許されていませんでした。今は堂々と中央の門を通り浮道も歩けていますが、当時はありえないことだったんですね。

首里城正殿を正面にみて右側は「南殿・番所」。

左が「北殿」で、王府の行政施設として機能していたそう。「正殿」「南殿・番所」「北殿」に囲まれた中庭広場の空間のことを御庭(うなー)と言います。

当時はこーんな感じ。

西のアザナ(いりのあざな)

西のアザナは標高130mの城郭の西側に築かれた物見台で、広福門前よりも景色が開けていい眺めでした。

首里杜館(すいむいかん)

首里杜館には、駐車場や首里城について学べる情報展示室、総合案内、ビジターロビー、レストラン・カフェ、お土産ショップがあります。

首里杜館の外にもお土産ショップやアイスクリームなどを売っているお店がありました。

首里城正殿の入館料と開館時間

首里城公園内は無料区域と有料区域に分かれており、有料区域の入場料をまとめてみました。

大人高校生小・中学生6歳未満
一般820円620円310円無料
団体(20名以上)660円490円250円無料
年間パスポート1,640円1,240円620円

年間パスの販売もされており、1年に2回以上首里城に行く方は年間パスでの購入がお得。

また、ゆいレールのフリー乗車券(1日券・2日券)を購入している場合、チケット窓口でフリー乗車券を提示すると入場料の割引を受けられます!

ライトアップした首里城を見に来る方も多いですが、意外にも開館時間は早いので注意。ライトアップ自体は日没~24時頃までしているそうなので外からみることは可能みたい。

ー無料区間ー開園時間
4月~6月8:00~19:30
7月~9月8:00~20:30
10月~11月8:00~19:30
12月~3月8:00~18:30
ー有料区間ー開館時間
4月~6月8:30~19:00
7月~9月8:30~20:00
10月~11月8:30~19:00
12月~3月8:30~18:00

※入館券の販売は閉館時間の30分前までです。

首里城公園までのアクセス

車の場合

首里城公園内にバス及び一般車向けの駐車場があり、駐車料金は大型車960円、小型車320円。

時期によって駐車可能台数が変わるようですが、普通乗用車は50~116台ほどとめられるようです。もしも首里城公園内の駐車場が満車だった場合は、首里城公園周辺のコインパーキングを利用すると良さそう。

ゆいレール

首里城の最寄り駅は「首里駅」です。首里駅から首里城公園まで徒歩約10~15分、歓会門まで徒歩約20~30分かかります。

首里駅から首里城公園入口までの行き方を解説していきます。

首里駅の改札を出たら右に曲がります。

先ほどゆいレールで通った道を戻っていきます。

少し歩くと鳥堀交差点につくので、曲がらず真っすぐ進んでいきます(ほかま歯科・能開センター方面)。

鳥堀交差点から少し歩くと、左手に首里城公園入口が見えてきます。この入り口から入らない場合は、県道29号線を沖縄県立芸術大学方面へと進み首里城に向かいましょう。

スポット名首里城
営業時間月により異なる
入館料無料区間と有料区間あり
住所沖縄県那覇市首里金城町1-2
公式HP首里城公園
error: Content is protected !!