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飛行機に乗り遅れたらどうする?押さえておくべき3つの対処方法を解説

飛行機に乗遅れたときの対処法

飛行機での旅行を計画しているけれど、「飛行機に乗り遅れた場合はどうすればいいの…」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

寝坊や出発時間の勘違いなど自分に原因があるときを除き、渋滞や公共交通機関の遅延などで飛行機に乗り遅れる可能性は誰にでもあります

そこで今回は、飛行機に乗り遅れた場合の対処法や乗り遅れないための対策などを解説していきます。

これから飛行機に搭乗する予定がある方は、乗り遅れた際に焦らないためにも、ぜひ本記事に目を通していただければと思います。

飛行機に乗り遅れた場合の3つの対処法

予約便に乗り遅れる可能性がある、予約便に乗り遅れることが確定した場合、下記手順に沿って対処しましょう。

  • 予約している航空会社や旅行会社に連絡する
  • 公共交通機関の遅延が理由なら「遅延証明書」を受け取る
  • チェックインカウンターで乗り遅れたことを伝える

大切なのは自分で勝手にダメだと判断せずに、まずは予約した航空会社や旅行会社に連絡することです。

飛行機に乗り遅れた理由によっては、便の振替やキャンセル料なしでの払い戻しに応じて貰える可能性があります。

ただし、予約変更不可の航空券を予約していた場合、悪天候や機材故障での欠航・遅延による特別対応が取られるケースを除き、航空券の取り消し(払い戻し)のみとなるので注意してください。

STEP1:予約している航空会社や旅行会社に連絡する

基本的に予約変更可能な航空券の場合、予約便出発までなら航空券の変更・払い戻しができるため、早急に手続きすることで損害を少なくできます。

LCCは変更・払い戻しの締切時間が予約便出発の1~2時間前までとなっていることが多いため注意してください。

普通運賃での購入はかなり高額となるので、無駄な出費をしないためにも締切時間までに必ず連絡をするようにしましょう。

ちなみに予約便出発前までに変更・取り消しをしなかった場合、予約変更できる航空券であっても他の便への変更はできず、払い戻しのみとなるケースが多いです。

航空会社変更・取消の締切時間
ANA予約便の出発前まで
JAL予約便の出発時刻20分前まで
スカイマーク予約便の出発前まで
スターフライヤー予約便の出発前まで
エアドゥ予約便の出発前まで
ソラシドエア予約便の出発前まで
ジェットスター予約便の搭乗時刻2時間前まで
ピーチ予約便の搭乗時刻1時間前まで
スプリング・ジャパン予約便の出発時刻2時間前まで
【国内線】航空券の変更・取り消し締切時間
航空会社変更・取消の締切時間
ANA出発の24時間前または
変更先フライトの出発6時間前のいずれか早い方
JAL予約便の出発時刻72時間前まで
ZIPAIR予約変更不可
ジェットスター予約便の搭乗時刻3時間前まで
ピーチ予約便の搭乗時刻1時間前まで
スプリング・ジャパン予約便の出発時刻72時間前まで
【国際線】航空券の変更・取り消し締切時間

STEP2:公共交通機関の遅延が理由なら「遅延証明書」を受け取る

公共交通機関(電車やバスなど)の遅延が理由で予約便に乗り遅れた場合、「運休・遅延証明書」を提出することで、航空券の変更・全額払い戻しに対応してくれることがあります

大手航空会社や中堅航空会社は無料で対応してくれることが多いものの、LCCは運休・遅延証明書があっても手数料が必要となるケースが多いです。

また、予約者本人・同行者が病気などの理由で予約便に搭乗できない場合、医師の診断書を提出することで航空券の変更・全額払い戻しに対応してくれる航空会社もあります。

ただし、こういった特別対応は締切時間までに航空会社・旅行会社に連絡し、手続きをしていることが条件となります

特別対応となるケース(航空会社により異なる)
  • 公共交通機関の遅延で予約便に乗り遅れた場合
  • 予約者本人または同行者が病気などの理由で旅行不可能な場合
  • 悪天候などの不可抗力で遅延・欠航した場合
  • 航空会社側が原因で遅延・欠航した場合

STEP3:チェックインカウンターで乗り遅れたことを伝える

予約便出発までに航空会社・旅行会社に連絡後は、空港のチェックインカウンターへ向かいましょう。

航空会社によってはフラット・タイヤ・ルールという非公式のルールが存在し、顧客がトラブルや事故などのやむを得ない事情で予約便に乗り過ごしてしまった場合、次の便に空席があれば追加料金なしで振り替えてくれます。

ただし、これは非公式のルールなので公式サイトにも掲載されていませんし、その時の状況や対応しているスタッフによって適用されるかは異なるため、必ず次の便に振り替えてもらえるわけではありません。

適用されなければ航空券の取り直しをするしかないので、チェックインカウンターで係員に手続きをしてもらいましょう。

乗り遅れが心配なら予約変更できる航空券がおすすめ

航空券を予約する際は「予約変更の可不可」を必ずチェックし、予約便への乗り遅れ・急な日程変更が心配なら予約変更可能な航空券がオススメ

各航空会社が提供している割引運賃はおトクに航空券を購入できる反面、基本的に予約変更不可の航空券がほとんどなので、自分都合で予約便に搭乗できない場合は一度予約便を取り消し、新たに航空券を取り直す必要があります。

航空券の取り消しには、取消手数料や払戻手数料など無駄に費用を支払うことになるため、乗り遅れる可能性がある方や予約変更しそうな方は、予約変更可能な航空券を購入しましょう。

ただし、予約変更可能な航空券であっても変更・取消の締切時間までに手続きしなった場合、払い戻しにしか対応してもらえないケースが多いので注意してください。

航空会社予約変更できる運賃
ANAプレミアム運賃
プレミアム小児運賃
プレミアムビジネスきっぷ
プレミアム株主優待割引運賃
プレミアム障がい者割引運賃
プレミアムBiz
ANA FLEX
小児運賃
ビジネスきっぷ
Biz
アイきっぷ
株主優待割引運賃
障がい者割引運賃
介護割引
JALフレックス
JALカード割引(JALカード会員専用)
ビジネスフレックス(JALオンライン専用)
株主割引
離島割引
特定路線離島割引
スカイマーク大人普通運賃
小児普通運賃
障がい者割引運賃
たす得
地域スペシャル
島民専用割引
スターフライヤー大人普通運賃
小児運賃
往復運賃
スターQ割
障がい者割引運賃
介護割引運賃
株主優待割引運賃
エアドゥ往復運賃
片道運賃
小児運賃
北海道発往復運賃
道民割引
障がい者割引運賃
株主優待割引運賃
就活支援割引運賃
ソラシドエア大人普通運賃
小児普通運賃
ソラシドカード割EX
障がい者割引
介護特別割引
ソラ島割
株主優待割引運賃
ジェットスターStarter(有料)
Starter Plus(ちゃっかりPlus)
Starter Max(しっかりMax)
Starter FlexiBiz(フレックスBiz)
Business
Business Max
ピーチシンプルピーチ(有料)
バリューピーチ
プライムピーチ
スプリング・ジャパンラッキースプリング(有料)
スプリング(有料)
スプリングプラス(有料)
【国内線】予約変更できる運賃
航空会社予約変更できる運賃
ANASpecial
Basic
Flex
Full Flex/普通運賃
JAL渡航先国により異なる
スターフライヤーSTAR UNIVERSE
ZIPAIR予約変更不可
ジェットスターStarter(有料)
Starter Plus(ちゃっかりPlus)
Starter Max(しっかりMax)
Starter FlexiBiz(フレックスBiz)
Business
Business Max
ピーチシンプルピーチ(有料)
バリューピーチ
プライムピーチ
スプリング・ジャパンラッキースプリング(有料)
スプリング(有料)
スプリングプラス(有料)
【国際線】予約変更できる運賃

飛行機に乗り遅れないための3つの対策

最後に飛行機に乗り遅れないための3つの対策をご紹介します。

  • 搭乗便の出発時刻をきちんと確認する
  • 時間に余裕を持って空港に到着しておく
  • 空港までの交通手段を状況によって変える

とくに出発時刻の勘違いから搭乗便に乗り遅れることが多いため、前日に出発時刻をしっかり確認しておきましょう。

1:搭乗便の出発時刻をきちんと確認する

出発時刻の勘違いから搭乗便に乗り遅れるケースが多いため、出発日の前日に航空会社から届く「予約内容お知らせメール(旅程表)」をもう一度確認しておきましょう。

また、搭乗便の出発時刻だけでなく、航空会社の各種手続きの締切時刻もあわせて確認しておくと安心です。

⇩【ピーチ航空の手続き締切時刻】⇩

  • 搭乗手続き:出発予定時刻の90分前~30分前まで
  • 手荷物のお預け:出発予定時刻の30分前まで
  • 保安検査場通過:出発予定時刻の25分前まで
  • 搭乗ゲート:出発予定時刻の20分前まで

LCCは各種手続きの締切時刻が厳しく設定されており、締切時刻を1分でも過ぎてしまうと搭乗出来なかったり、手荷物を預けられなくなります

大手航空会社や中堅航空会社でも手続きごとに締切時刻は設定されていますが、LCCほど厳しくない場合が多いです。

2:時間に余裕を持って空港に到着しておく

予約便の出発時刻ギリギリに空港に到着すると、想定外のトラブルに見舞われた際に搭乗手続きに間に合わなくなる可能性があるため、出発時刻の2時間前には空港に到着しているのが理想です。

また、GWや年末年始などの繁忙期は搭乗手続きや保安検査場が非常に混雑するので、普段よりも時間に余裕をもって行動しましょう。

新千歳空港・羽田空港・那覇空港などの大きな空港は、レストランやショップも充実していることから、たとえ空港に早く着いたとしても十分時間をつぶせます。

高速道路の渋滞や公共交通機関の遅延などに巻き込まれても焦らず対処できるように、時間に余裕をもったスケジュールを組むようにしてください。

3:空港までの交通手段を状況によって変える

GWや年末年始などの長期休暇は高速道路がかなり渋滞するので、自家用車や空港リムジンバスではなく電車での移動がおすすめ。

ヤマト運輸』や『JAL ABC』では、自宅↔空港間の手荷物配送サービスを提供しており、重い荷物を持たずに電車移動できるため非常に便利です。

もしも公共交通機関で運休や遅延が原因で予約便に乗り遅れた場合は、「運休・遅延証明書」を受け取っておくと、特別対応してくれる航空会社もあります。

まとめ:まずは航空会社や旅行会社に連絡しよう!

今回は、飛行機に乗り遅れたときの対処法や乗り遅れないための対策などをご紹介しました。

どんなに事前に対策していたとしても、高速道路の渋滞や公共交通機関の遅延に遭遇してしまうことはあります。

飛行機に乗り遅れそうになると焦る気持ちも分かりますが、自分で勝手に判断するのではなく、まずは予約している航空会社や旅行会社へ連絡しましょう。

また、乗り遅れた場合に備えて、予約している航空会社や旅行会社の問い合わせ先を控えておくと安心です。