はじめてのパスポート申請完全ガイド!申請手順・必要書類などを解説

はじめてのパスポート申請ガイド

はじめてパスポート申請をする方の中には、「きちんとパスポートを作れるか不安…」「どういった書類が必要なんだろう…」と気になっていませんか?

そこで本記事では、はじめてのパスポート申請をスムーズに進められるように、手順などを分かりやすくまとめました。

この記事を読めば、パスポートの申請~受領までの流れ、必要書類などが分かり、パスポート申請で抑えておくべきポイントを理解できます。

パスポート申請〜受領までの流れ
  1. パスポート申請に必要な書類を揃える
  2. 最寄りのパスポートセンター・市町村窓口を調べる
  3. パスポートセンターまたは市町村窓口で申請書を提出+旅券引換証を受取る
  4. 交付予定日がきたら同じところでパスポートを受領する

なぜ海外渡航でパスポートが必要なの?

パスポートは世界で通用する身分証明書

パスポートは、海外で国籍や身分(氏名や年齢等)を証明できる、世界で通用する唯一の公的な身分証明書です。

必要があるときには、渡航者の保護・扶助を各国政府に要請する重要な公文書でもあります。

空港での出入国審査やホテルのチェックイン時など、さまざまな所でパスポートの提示を求められます。

パスポートを持っていなければ他国へ入国できず、海外から日本へ入国することもできないため、海外渡航では必ずパスポートが必要です。

補足:日本のパスポートは全部で5種類

日本には5種類のパスポートがある

日本のパスポートは全部で5種類あり、一般渡航者が申請できるのは「一般旅券5年用(紺色)」と「一般旅券10年用(赤色)」の2種類です。

申請日に20歳以上の方であれば5年用・10年用から選択でき、申請日に20歳未満の方は5年用パスポートしか選択できません。

それ以外の旅券は、国会議員や皇族が公務で渡航する場合に発給されるものや、在外公館で特別な理由があるときに即時発行されるパスポートとなります。

5年用・10年用どちらで申請しようか迷っている方は、まず下記記事からご覧ください。

パスポートは5年・10年どちらで申請すべき?申請時の注意点も解説

STEP1:まずはパスポート申請の必要書類を揃えよう【必要書類4点】

パスポート申請の必要書類を揃える

パスポートの申請をするときには、いくつか必要書類を揃えなければなりません。

まずは、はじめてのパスポート申請で必要となる書類から確認していきましょう。

  • 一般旅券発給申請書:1通
  • 戸籍謄本または戸籍抄本:1通
  • 本人確認のための書類:1点または2点
  • パスポート用の写真:1枚

この他にも、代理申請する場合には「代理人自身の本人確認書」、住民登録していない都道府県で申請する場合には「住民票の写し」など、状況によって必要書類が増えることもあります。

一般旅券発給申請書:1通

一般旅券発給申請書は「5年用」と「10年用」で分かれており、申請日に20歳以上の方であれば5年用・10年用から選択でき、申請日に20歳未満の方は5年用しか選択できません。

申請窓口で記入することもできますが、外務省公式HPから申請書をダウンロードしておけば、当日の申請時間を節約することができます。

ただし、電子申請ではないため、申請窓口へ行かなければならない点に注意しましょう。

戸籍謄本または戸籍抄本:1通

パスポート申請には「戸籍謄本」または「戸籍妙本」も必要となり、それぞれ本籍地の区市町村で入手可能です。

  • 戸籍謄本:戸籍に記載されてる全員の身分事項を証明
  • 戸籍妙本:戸籍に記載されている方の1名以上の身分事項を証明

本籍地が離れている場合、郵送請求やコンビニ(マイナンバーカード利用)での交付に対応している区市町村もあるため、希望する方は区市町村に問い合わせてみてください。

また、戸籍謄本・戸籍抄本は、申請日の6か月以内に発行されたものでなければ受け付けてもらえません。

本人確認のための書類:1点または2点

本人確認書類も必要となり、1点だけの提示でOKな書類と、2点提示しなければならない書類があります。

コピーでは受け付けてもらえないので、原本を持っていくようにしてください。

【1点で良い書類】
  • 運転免許証
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • 写真付の住民基本台帳カード
  • 船員手帳
  • 宅地建物取引士証
  • 身体障害者手帳等
  • その他書類は「東京都生活文化局公式HP」を確認
【2点必要な書類(Aから2点またはAとBから1点ずつ提示)】
  • 書類A:健康保険被保険者証、国民健康保険被保険者証、国民年金手帳、厚生年金保険年金証書など
  • 書類B:学生証、会社等の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書(いずれも写真付きのもの)など
  • その他書類は「東京都生活文化局公式HP」を確認

運転免許証やマイナンバーカードなら、1点の提示だけで済むのでおすすめです。

ただし、マイナンバーカードを提示する場合、通知カード(柔らかい紙のカード)では認められないため、顔写真付きのカードを提示するようにしましょう。

パスポート用の写真:1枚

パスポート用の写真は規格がしっかり決まっているので、自分の顔が写っていれば良いというわけではありません。

詳細は「パスポート写真の規格と見本」をご覧いただければと思いますが、規格にあっていない場合は撮り直しを求められます

基本的には写真証明機の利用やプロに写真撮影を依頼し、申請日の6か月以内に撮影されたものを用意してください。

また、写真は担当者が貼付する所もあるため、切らずに窓口へ持参しましょう

STEP2:最寄りのパスポートセンター・市町村窓口を調べる

住民登録している都道府県または市町村でパスポートを申請

申請に必要な書類を揃えたら、各都道府県または市町村ごとに設置されたパスポートセンター・市町村窓口の場所を調べましょう。

「都道府県+パスポートセンター」でネット検索していただければ、簡単にみつけられます。

1点注意しておきたいのが、パスポートの申請は住民登録している都道府県または市町村でする必要があるということです。

ただし、単身赴任者・学生・外国からの一時帰国者などで、住民登録している都道府県または市町村とは違う場所に一時的に居住している場合、その都道府県でパスポートの申請をすることができます

居所申請を希望している方は、各都道府県の公式サイトを確認するようにしてください。

STEP3:パスポートセンター・市町村窓口で申請書を提出する

最寄りのパスポートセンター・市町村窓口を調べたら、実際にパスポートの申請をしていきましょう。

あらかじめ申請書をダウンロードしていない方は、各パスポートセンター・市町村窓口に置いてある、「一般旅券発給申請書」に必要事項を記入します(申請書は5年用・10年用で分かれています)。

申請書近くには記入例や案内が置かれているため、はじめてでも問題なく記入できるはずです。

  1. 申請窓口で「申請書」「写真」「本人確認書」を提出する
  2. 申請受付整理券を受取り呼ばれるまで待つ
  3. 旅券引換証を受け取る

パスポートセンター・市町村窓口によって異なることもありますが、申請書記入後の流れとしてはこんな感じです。

申請書を提出したときに渡される「旅券引換証」は、パスポート受領時に必要となるため失くさないようにしましょう。

ちなみに、手数料はパスポート受領時に支払うので、この時点では気にしなくて大丈夫です。

STEP4:交付予定日になったらパスポートを受領する

交付予定日になったらパスポートを受領

パスポートの交付予定日になったら、申請書を提出した窓口へ行きましょう。

たとえば、新宿パスポートセンターで申請書を提出した場合、パスポート受領も新宿パスポートセンターとなります。

受領のときに持参するものは、「旅券引換証」と「手数料」の2点です(本人確認書類も持っていくと安心)。

  1. 「収入印紙」と「県収入証紙」を購入(手数料の支払い)
  2. 旅券引換証を窓口に提出する
  3. 窓口でパスポート内容を確認して受取り

だいたい上記のような流れで進み、旅券引換証に「収入印紙」と「県収入証紙」を貼付することで、手数料を支払った証明となります

収入印紙・県収入証紙は、パスポートセンターのビル内にある売店や自動販売機で取り扱っていることも多いです。

これは各都道府県により異なるため、申請書を提出するときに確認しておくと良いでしょう。

紛失すると再発行などはしてもらえないので、なるべくパスポート受領の当日に購入したほうが良いです。

※東京都は「収入印紙・東京都手数料取扱窓口」にて手数料を支払います。

パスポートの有効期間都道府県手数料収入印紙合計
10年間有効2,000円14,000円16,000円
5年間有効(12歳以上)2,000円9,000円11,000円
5年間有効(12歳未満)2,000円4,000円6,000円

パスポート申請で気をつけたい3つのポイント

パスポート申請に関するQ&A

パスポートの申請をするときには、いくつか注意すべきポイントがあります。

ここまでのおさらいも踏まえて、とくに重要な3つのポイントを確認していきましょう。

  • パスポートの申請〜受領まで1週間ほどかかる
  • パスポートを受け取れるのは申請者本人のみ
  • 未成年者は親権者または後見人の署名が必要

それでは1つ1つ解説していきます。

ポイント1:パスポートの申請~受領まで1週間ほどかかる

パスポートの申請~受領までは1週間(土・日・祝・振替休日・年末年始を除く)ほどかかるため、海外渡航の予定がある方は早めの申請が大切です。

パスポートが間に合わなければ海外へ渡航することはできないので、航空券やホテルなどをキャンセルしなければならず、同伴者にも迷惑をかけることになります。

ただし、親族が災害に遭い至急渡航しなければならないなどの特別な理由がある場合、都道府県によっては「緊急発給」や「早期発給」に対応しているところもあります。

特別な理由でパスポートがすぐに必要な方は、各都道府県のパスポート電話案内センターに問い合わせてみてください。

ポイント2:パスポートを受け取れるのは申請者本人のみ

なりすましによる不正取得を防ぐため、パスポートの受取りは申請者本人のみとなり、代理人が受領することはできません。

年齢関係なく申請者本人のみしか受け取れないので、たとえ赤ん坊のパスポートであったとしても一緒に連れていく必要があります。

各都道府県によって申請や受領ができる曜日・時間は異なるため、申請窓口の受付時間をあらかじめ確認しておきましょう。

※パスポートは発行日から6ヵ月以内に受け取らないと失効します。

ポイント3:未成年者は親権者または後見人の署名が必要

未成年者(婚姻している方は除く)がパスポートを申請する場合、申請書の「法定代理人署名」欄に親権者または後見人が署名する必要があります

もしも親権者や後見人が遠方に住んでいることから署名が難しい方は、親権者または後見人の署名のある同意書を提出すれば大丈夫です。

必要書類を揃えて窓口に行っても、20歳未満の方は署名がなければ申請できないので注意してください。

パスポート申請に関するQ&A

パスポート申請で気をつけたいポイント
パスポートの申請は代理人が行うことはできますか?
パスポートの申請は代理人(親族・知人など)を通じてすることができます。ただし、パスポートの受取りは申請者本人のみとなるため注意してください。
パスポートセンターが混雑する月・時間帯はいつですか?
パスポートセンターにより異なりますが、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇前後は混雑します。午後になるにつれて混雑してくる所が多いので、やはり朝一で申請しに行くのが良いでしょう。
パスポートの申請はネットでできますか?
残念ながらパスポートの申請はネットでできず、各都道府県のパスポートセンターまたは一部市町村の申請窓口でのみ申請可能です。ただ、一般旅券発給申請書を外務省公式HPでダウンロードすることはできます。
手数料の支払方法にはどんなものがありますか?
支払方法は現金のみとなり、クレジットカードや電子マネーなどは利用できません。
未成年がパスポートの申請をする場合、親権者または後見人の付き添いが必要ですか?
未成年者だとしても親権者または後見人の付き添いは必要ありませんが、申請書の「法定代理人署名」欄に親権者または後見人が署名する必要があります(婚姻している方は除く)。

まとめ:海外渡航の予定のある方は早めにパスポートを申請しておこう!

今回は、はじめてパスポート申請する方に向けて、申請手順や必要書類などを解説してきました。

海外へ渡航するためには、年齢にかかわらず、パスポートが1人1冊必要となります。

また、申請~受領まで1週間ほどかかるため、海外渡航の予定がある方は早めに申請しておくようにしましょう。

パスポート申請に関する情報は、予告なく変更する場合もあるため、申請予定の都道府県公式HPを必ず確認してください。